miwasan0216’s blog

愛する子供たちのために、理不尽さと闘う父。誰もが幸福な世の中になるために。

書籍の紹介

青木聡著 論文「面会交流の有無と自己肯定感/親和不全の関連について」

青木聡教授(大正大学心理社会学部臨床心理学科)の論文「面会交流の有無と自己肯定感/親和不全の関連について」を紹介したい。日本においても、研究結果が出ている以上、共同親権を法制化することが子どもの最善の利益に適っていることは明らかである。 一…

棚瀬一代著「離婚で壊れる子どもたち―臨床心理家からの警告」

日本における「共同養育」を提唱する第一人者であった、故・棚瀬一代氏(神戸親和女子大学発達教育学部)の書籍「離婚で壊れるこどもたち」を紹介したい。欧米の単独監護から共同監護への歴史的経緯の他に、臨床心理士としての鋭い見解を述べている。 欧米で…

宗像充・青木聡・蓮見岳夫著「子どもに会いたい親のためのハンドブック」

2013年に出版された、「子どもに会いたい親のためのハンドブック」を読んだ。編集者は、宗像充氏(共同親権運動の創始者)、青木聡氏(大正大学教授)、蓮見岳夫氏(心理カウンセラー)と共同親権運動ネットワークとある。今から10年前に出版された書…

二宮周平著「18歳から考える家族と法」

二宮周平著 家族法の第一人者で、立命館大学教授の二宮周平氏の著作「18歳から考える家族と法」を紹介したい。皆さんも是非、読んで見てください。 (はしがき) 人に問題を解決してもらうのではなく、人に相談しながらでもいいですから、自分で考え、自分…

【先人に学ぶ】フランクルに学ぶを読んで②

斉藤啓一氏が執筆した「フランクルに学ぶ-生きる意味を学ぶ30章-」から、1つ紹介したい。深刻なときほど、笑いが必要のようだ。お笑い番組を見て、1日1日を頑張っていきたい。 フランクルの言葉「深刻なときほど笑いが必要だ。ユーモアの題材を捜し出…

【先人に学ぶ】フランクルに学ぶを読んで①

ご存知の方も多いと思うが、本名は、ヴィクトール・エミール・フランクルという名前で、オーストリア出身の精神科医、心理学者である。第二次世界大戦中、ナチスの強制収容所から生還した人物である。代表作には「夜と霧」などがある。 私は、斉藤啓一氏が執…

佐藤優著「獄中記」を読んで

佐藤優氏は、ご存知の方も多いと思うが、在ロシア日本国大使館で勤務する元外交官であり、元外務省国際情報局主任分析官として、世界各国で人脈を築き、日本の国益のために働いてきた人物である。特に、ロシア問題においては、2000年までに、北方領土返…

【先人に学ぶ】絶望の淵からいかに這い上がるか

「子の連れ去り」や「子の留置」、配偶者が子を連れて、実家に帰ったまま戻って来ないなど、絶望の淵に立たされる思いになる。これは何度も言っているが、経験をした人でなければ、わからない苦悩である。 このブログを書いている私も、私自身が妻や義両親の…

瀬木比呂志著「絶望の裁判所」を読んで

誰もが「裁判を経験したいか?」と問われたら、「NO」と答えるだろう。しかし、「裁判所はどんなところ?」と問われたら、「紛争を公正・公平に判断し、正義を実現するところ」と答える人が多いだろう。残念ながら、裁判を経験したことがある方はすでにわ…

巌窟王「待て、しかして希望せよ!」

子供を連れ去られた、または、配偶者や子供らが義実家から帰って来ない。子供と会うことすらできない。配偶者から一方的に離婚調停や離婚裁判を起こされた。行政機関は助けてくれない。 こうした理不尽な状況下に置かれると、誰もが、絶望感でいっぱいになり…