miwasan0216’s blog

愛する子供たちのために、理不尽さと闘う父。誰もが幸福な世の中になるために。

共同親権と共に、司法制度の改革も求めたい(1)

 昨日から始めたばかりの拙いブログですが、多くの方に閲覧いただき、大変に嬉しく思っております。ブログ上で恐縮ですが、心より感謝申し上げます。

 

 さて、今回は、現在、法務省の法制審議会で議論されている「共同親権制度」に加えて、「司法制度」の改革を求めたい。現在の司法制度は、明らかに“形骸化”している。私を含め、利用した方なら、痛いほど痛感しているだろう。

 

 家庭裁判所の所長の挨拶文を見たところ、ほとんどの挨拶文が、まるでテンプレのような内容で、熱意を感じない。私が見て熱意を感じた、一部の家庭裁判所所長の挨拶文を取り上げてみたい。

 

 千葉家庭裁判所の所長>
 「利用者である国民の皆様からの顧客満足度」のアップが求められている」

 

 横浜家庭裁判所の所長>
 「私の裁判官としての基本的なポリシーは,聞く耳を持つ裁判所であること」です。」

 

 福岡家庭裁判所の所長>
令和4年は調停制度発足100周年の記念すべき年に当たります。この間、世界的にも特長のある「家事調停」制度は、身近な紛争解決手段として多く利用され、その役割を果たしてきました。」

 

 読みながら、ここの所長は熱意を持って職務に取り組んでいることを感じた。その熱意は否定しない。しかし、現場はその通りになっているのだろうか?

 

 家庭裁判所を利用して、満足しましたか?「顧客満足度」は実感しましたか?


 ・家庭裁判所を利用して、調停委員や裁判官は、あなたの話をよく聞いてくれましたか?「聞く耳を持つ裁判所である」と思いましたか?

 

 ・家庭裁判所を利用して、日本の「家事調停」制度が世界的に特長のあるものだと思いましたか?


 答えは、いずれもNOである。それだけ、家庭裁判所の現場は、形骸化しており、本来の役割を果たしていないことは、利用した人であれば、誰もが実感していることであろう。そのことに、家庭裁判所はきちんと向き合うべきだ。それにしても、本年(令和4年)が、調停制度発足100周年にあたるとは驚きだ。調停制度を作った先人たちが、今の調停の状況を見たら、どのように思うだろうか?私は、悲しむに違いないと確信する。

 

(次回につづく)