miwasan0216’s blog

愛する子供たちのために、理不尽さと闘う父。誰もが幸福な世の中になるために。

頑張る「パパ」を守る社会へ!

 現代の日本社会は、パパも家事・育児に関わるのが当たり前と思っているママは多いだろう。それは、女性の社会進出が進み、パパは仕事、ママは家庭という時代ではなくなっている。パパとママが共に支え合っていかなければ、家庭生活が営めない社会になっている。それはそれで、男女共に負担が大きく大変なことであるけども、「平等」という観点から見れば、日本は健全な社会なのかもしれない。

 

 しかし、女性に聞いてみたい。女性の産後うつと同じ割合で、男性も産後うつになる実態はご存知だろうか。男性でも、10人に1人が産後うつを発症しているのだ。

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 人口統計から、20歳から45歳までの人数を調べたところ、約2000万人。すると、約200万人の男性が、産後うつを発症する可能性があることがわかる。これを多いと見るか、少ないと見るか。単純に、200万人の大都市圏である、東京・横浜・大阪・札幌の住民全員がうつ病になることと同じであるから、多いと見るべきだろう。

 

 この背景には、家庭と仕事の両立、職場での子育てに関する理解がないことがあげられるだろう。そして、頑張るパパほど、真面目なパパが多い。不貞行為もない、虐待もない、家庭内暴力もない、家族のために一生懸命に働いているパパばかりだ。働くママから見れば、「私も同じだから」と思うかもしれない。しかし、中小企業で働くパパほど、厚生労働省が、「男性の育児休暇、育児休業の推進を!」と叫んだところで、中小企業の、特に社長がワンマン経営をしているような会社では、「男が子育てをするとは何事か!子育ては女性がするものだ!」と、会社と家庭の間で板挟みにあっている男性も多い。可哀想でならない。

 

 だからこそ、もっともっと、頑張る「パパ」を守る社会になってほしい。会社も子育て世代の男性には、配慮と心配りをしてあげてほしい。そして、ママは、パパに優しくしてあげてほしい。それだけで、男性も救われる。

 

 誰もが幸福な世の中になるために。