miwasan0216’s blog

愛する子供たちのために、理不尽さと闘う父。誰もが幸福な世の中になるために。

連れ去り親に対する「精神鑑定」の導入を!

 「連れ去り親(以下、同居親という)」というのは、必ずと言っていいほど、子供を人質に金銭を要求したり、親子断絶を企てるなど、別居親に対する嫌がらせをする人間ばかりだ。DVや虐待など、正当な理由があるのであれば、理解できるが、大方がそうではない。

 

 そして、弁護士を介在しても、なおも、話し合いができない人間が多い。例えば、①マウントをとり、②平気でウソをつき、③記憶の錯誤があり、④謝罪する気持ちもない、など、まともな話し合いは到底不可能で、一方的で、事実と異なる主張を平然と行ってくる。悪魔にでも憑りつかれたような態度をとる。これは、同居親側の弁護士に内面的問題があると考えがちだが、そうではなく、主張書面は弁護士が勝手に作るものではないから、同居親自身に内面的問題があると考えた方が自然であろう。同居親の弁護士は、同居親から言われるがままに、主張書面を作成しているに過ぎない。

 

 残念なことに、こうした内面的問題に、家庭裁判所は介在しない。つまり、「診断書」や「目に見える形ではっきりとした問題」がない限り、内面的問題を評価して、判断を下すことはしない。しかし、同居親の内面的問題は深刻である。「子供の連れ去り行為」自体が「魂の殺人」と言われるほど、別居親やその家族に対する精神的苦痛が極めて大きい。そして、私を含め、多くの別居親が、精神疾患を発症し、仕事が手につかなくなり、日常生活が送れなくなる。この辛さは本当に経験した者でなければわからない。中には、この辛さに耐えられなくなり、自死する人もいるほどである。「自死」は肯定しないが、「死にたくなるほど辛い」心境は痛いほどよくわかる。

 

 一方で、同居親は、別居親がそこまで精神的に追い詰められているとは知らずに自分勝手なことばかりして、別居親を含めた周囲の人間を困らせて、振り回している。そのことに気づいていないことが、同居親にとって最大の不幸とも言える。反対に、これらを知っていて、計算づくで行動しているとしたら、「反社会性パーソナリティ障害」いわゆる「サイコパス」の部類に入るであろう。サイコパスというと、「凶悪殺人犯」を思い浮かべる人が多いと思うが、実際には、「凶悪殺人犯」というのはサイコパス全体の数%に過ぎない。残りの「サイコパス」というのは、脳科学者の中野信子氏(著書「サイコパス」を執筆)によると、「簡単に言えば、人の不幸の上に、自分の幸福を築こうとする人である」と指摘されている。

 

 私は、「障がい」や「病気」に対する偏見の目は持ち合わせていない。身内に障がい者もいるし、私自身も精神疾患にかかったことがある。だから、「偏見」はそもそもない。しかし、こういった、「子の連れ去り」という罪を犯す同居親には、少なからず、「発達障害」や「パーソナリティ障害」という内面的問題を抱えている可能性は高い。発達障害」や「パーソナリティ障害」など「障害」という言葉が付くか否かは、「社会生活が営めているかどうか」が判断基準になるようだ。少なくとも、同居親が、まともな社会生活を営めているとは思えない。

 

 こうした、子の連れ去り問題には、同居親の内面的問題が深く関わっている。一般的には、「本人が自覚しない限り、どうにもならない」と言われている。私も、心療内科の医師から同様のことを言われた。だからこそ、離婚事件をはじめとした家庭問題を本質的解決に導いていくために、当事者の「精神鑑定」を導入すべきであると思う。その結果、離婚する家庭もあるだろうが、もう一度、内面的問題を受け入れて、やり直す家庭も出てくるだろう。今の家庭裁判所は、事件そのものを、将棋の駒のような扱っている。これでは、当事者は納得しないし、問題の本質的解決にもならない。裁判官も批判され、恨まれている人が多いが、国民の税金で生活している以上、国民から納得と理解を得られる仕事をしてもらいたいものだ。


 誰もが幸福な世の中になるために。