miwasan0216’s blog

愛する子供たちのために、理不尽さと闘う父。誰もが幸福な世の中になるために。

心配してくれる先輩に感謝!

 本日、久しぶりに長年お世話になった先輩と再会することができた。先輩は、私の隣接市に住んでいるが、今の私の状況を知り、実家まで会いに来てくれた。その後、市内の喫茶店で、2時間ほど、いろいろ話すことができた。

 

 家庭問題を抱えている方は少なからず経験があると思うが、家庭問題を相談した時に、「理解してくれる人」と「理解してくれない人」がいる。私は、紹介者ですら、きちんと理解してくれない状況だから、家庭問題については、人を見て、相談するようにしている。それは、「理解してくれない人」および「理解しようとしない人」に相談したところで、時間の無駄であり、自分が傷つくだけだからだ。

 

 本日会った先輩は、私の人生の中で、最も尊敬し、信頼をおいている先輩の一人である。とても苦労されてきて、人の機微や痛みをよくわかっている包容力がある方だ。それでいて、頭がいい。世の中、なかなかいない存在であると思う。

 

 この先輩とは2年ぶりぐらいの再会であったが、初めて教えてくれた話があった。それは、詳しくは言えないが、「産みの母」と「育ての母」がいて、「産みの母」は先輩が5歳の時に離婚し、親権を争ったが、理由はわからないが、父が親権をしたようだ。その後、「産みの母」の存在は全くわからない状況であったが、数年前に父が亡くなったことをきっかけに、ずっと心に閉ざしてきた「実母に会いたい」という思いを叶えるために、戸籍謄本から住所地を探しあてて、実に40年ぶりに実母と再会できた喜びを語ってくれた。

 

 その時に、子供はいくつになっても「本当の親に会いたい」との気持ちは変わらないと改めて思った。これまでは「単独親権」で、離婚後は父母のどちらかが親権を持ち、中には、離婚後、親子断絶に至るケースも多いと聞く。先輩もそのような状況であった。先輩は、父の再婚相手から、兄弟で虐待を受け続けてきたことも教えてくれた。

 

 こういったことが単独親権制度の弊害である。だからこそ、今、子供の最善の利益という原点に立って、「原則共同親権、例外単独親権」を早期に実現すべきであると実感した。先輩は精神的に強い方だから乗り越えられたけども、そういう方ばかりではない。実の親や交際相手、再婚相手によって死亡した子供たちも多い。そういう不幸を繰り返さないためにも、未来の宝である子供たちの存在を大事にしてほしい。配偶者に執着する気持ちは毛頭ない。しかし、子供たちだけは、未来があるから大事にしてほしいし、私自身も大事にしたい。それが別居親としての切なる願いである。