miwasan0216’s blog

愛する子供たちのために、理不尽さと闘う父。誰もが幸福な世の中になるために。

家事事件の仲裁者にふさわしいのは”別居親”だ!

 家庭裁判所で、調停や裁判を経験した方は、いかに裁判官や調停委員が、公平・公正に判断していないか、絶望感に打ちひしがれたことは一度や二度ではないだろう。私自身も、経験者として、裁判官や調停委員の無責任さに絶望感を覚えた一人である。まさに、裁判官歴33年の瀬木比呂志氏が執筆した「絶望の裁判所」そのものである。

miwasan0216.hatenablog.com

 

 調停が始まった当初、自弁からは「調停委員も人間だから、感情的な態度はとらない方がいい」とアドバイスをいただいた。もちろん、常に感情的な態度では調停委員の印象も悪くなってしまうが、調停委員の質が悪いのも事実である。だから、酷い場合には、その場ではっきりと抗議をすることも必要である。私も抗議をして、調停委員から「本当に申し訳ありません」と謝罪の言葉を言われたこともある。

miwasan0216.hatenablog.com


 先月、神戸家庭裁判所で、連続児童殺傷事件の少年Aに関する裁判資料を全部廃棄されたことに端を発して、全国各地で重大犯罪の裁判資料が廃棄されていたことが発覚した。それに対する最高裁の対応も酷いものであった。とても国家公務員とは思えない、国民の税金で生活しているとは思えないほど、独善的で無責任な体質を露わにした。ジャーナリストの江川紹子氏は、「無関心、無責任、無秩序。国民の期待を裏切る裁判所の感覚があぶり出された。」、「国民が無意識に裁判所へ期待していた、あるだろうと思っていたものが、(記録だけでなく)こんなにもない。」と、裁判所の姿勢を厳しく指摘した。

miwasan0216.hatenablog.com


 私も同じ思いである。私は、調停や裁判を経験する前、「裁判所というところは、人を公平に、公正に裁くところで、社会正義を実現する場である」と、漠然と思っていたが、その期待は、もろくも裏切られた。裁判所は、国民の期待を平然と裏切る場所である。これで司法は、その役割と使命を果たしていると言えるだろうか?誰もがNOと言うだろう。

miwasan0216.hatenablog.com


 では、誰が一体、家事事件の仲裁者にふさわしいのか?私は「別居親」がふさわしいと思う。当事者として、離婚に悩み、苦しみ、子どもと会えない経験もしてきたので、離婚当事者の思いは一番理解できる存在ではないだろうか。「裁判員」という形で、家事裁判に関わることもできる。家事事件のみならず、民事事件においても、「裁判員制度」を導入すべきである。民意を反映した判断が必要である。

miwasan0216.hatenablog.com

 

 もちろん、現在の司法体制を見た時に、組織である以上、体制を変更するには時間がかかるだろう。だから、私は、私の離婚事件で、そのようになることは期待していない。しかし、この先、離婚当事者に同じような経験をしてもらいたくない。そのためにも、実体験した一人として司法に対する問題点は率直に伝えておきたい。

miwasan0216.hatenablog.com

miwasan0216.hatenablog.com