miwasan0216’s blog

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岡口判事を擁護する日弁連に違和感満載!

 現在、仙台高裁の岡口基一判事が、弾劾裁判が行われている。平成29年12月から令和元年11月までの間に、刑事事件の遺族や民事事件の当事者を、ツイッターで侮辱し社会的評価を不当におとしめたりする投稿をしたとされる。

 

 ツイッターでの発言は以下の通りである。

2022年2月27日 産経新聞

www.sankei.com

 

 岡口判事は、当時の仙台高裁長官(現・最高裁長官)から厳重注意を受けたにも関わらず、侮辱するツイートを続けていた。言語道断である。誰が見ても、岡口判事が裁判官という職務には不適格であることは明らかである。裁判官失格だ。

 

 しかし、この岡口判事を擁護する団体がある。その一つが、日本弁護士連合会(通称・日弁連)である。日弁連はたびたび政治的発言を主張しているが、その内容は日本共産党と全く同じである。今回、日弁連および都道府県の弁護士会が、岡口判事を罷免しないことを求める会長声明を相次いで発表した。その内容には違和感しかない。具体的な内容を以下に記す。

 

<ある行政県の弁護士会・会長声明>


 従前の弾劾裁判における罷免事由は、涜職などの明らかな犯罪行為や、児童買春、ストーカー行為あるいはスカート内盗撮などといった破廉恥行為であった。
 しかるに、このような従前の罷免案件と異なり、本件訴追事由の場合、そのいずれもが職務外の表現行為である点が特に問題となる。

 

 過去の弾劾裁判における罷免事由は、破廉恥行為であり、職務外の表現行為であると主張しているが、職務上知り得た内容を、SNSという公共の場に投稿していい訳がない。これは国家公務員倫理法の第一条一項の「職員は、国民全体の奉仕者であり、国民の一部に対してのみの奉仕者ではないことを自覚し、職務上知り得た情報について国民の一部に対してのみ有利な取扱いをする等国民に対し不当な差別的取扱いをしてはならず、常に公正な職務の執行に当たらなければならないこと。」に抵触する。にも関わらず、日弁連が岡口判事を擁護するのは到底理解し難いことだ。これでは、裁判所にしろ、弁護士にしろ、国民の信頼を得られることはないだろう。