miwasan0216’s blog

愛する子供たちのために、理不尽さと闘う父。誰もが幸福な世の中になるために。

連れ去り親には「実家依存症」が圧倒的多い

 近年、夫婦の離婚問題の原因に、「配偶者の実家依存症」が増加傾向にあると言われている。ネットでは、Yahoo!知恵袋の投稿などをみると、2007年ぐらいから「実家依存症」というワードが出始めているが、教育評論家の尾木直樹氏が2015年に「親子共依存」という著書を発刊して以来、「実家依存症」という問題が、世の中で少しずつ認識され始めた。

 

 かく言う私自身も、妻の「実家依存症」に悩んできた。面白いことに、結婚当初に教育評論家の尾木直樹氏が発刊した「親子共依存」という著書を購入していた。どうやら、私は、妻の「実家依存症」には結婚当初から悩んでいたようだ(笑)


 それから、月日が流れ、頭の片隅には、妻の「実家依存症」が残っていたものの、その著書は職場デスクの奥深くに置いたままになっていた。自宅へ持ち帰ると、喧嘩の火種になると思ったからである。そして、昨年、妻が子供らも一緒に実家から帰って来なくなってから、尾木直樹氏の「親子共依存」を、過去に購入したことを忘れたまま、再び、購入してしまったのだ(笑)それだけ、悩んでいたのであろう。

 

 さて、「実家依存症」とは、簡単に言えば、親子が「親離れ子離れができていない」状況を指し、互いに依存し合っているが故に、夫婦関係よりも親子関係を優先し、夫婦関係の破綻を招くことである。つまり、親も子も、精神的に自立できないことが多い。これは、夫にも妻にも言えることだ。

 

 先に結論を申し上げるが、これは「依存症」であり、病気である。だが、残念なことに、アルコール依存症ギャンブル依存症と同様で、本人たちが気づかない限り、治療の仕様もないのである。手の施しようがない。反対に、本人たちが気づかず、治療もできない状況であれば、選択肢は2つしかない。1つは、本人たちが気づくまで待つ。これは相当な忍耐力が必要だ。2つは、離婚して、関係を清算することだ。「実家依存症」の人間はタチが悪いので、関係を断ち切りたいと思う人も多いだろうが、子供がいれば、そうはいかない。子供のためとの一点で、最低限の関係を保つ必要はあるだろう。

 

 「実家依存症」でタチが悪いのは、夫婦喧嘩の裏で、親が糸を引いていることが多いということだ。特に、私のように、調停や裁判などになると、当事者である妻は紛争状態とは思えないほどケロッとしていて、何も考えていない。一方で、主張書面には、明らかに義母が加担していることが、よくわかる内容が出てくる。義母が表に出てくればいいのだが、「自分は知りません」、「関係ありません」とシラを切る。そして、裏では、娘を支配下に置き、言いなりにさせている。極めて悪質であり、毒親の典型であると言える。こういった人間は、何らかのパーソナリティ障害を抱えていることも多いようだ。

 

 いずれにしても、夫婦関係が修復するか否かは別にして、「実家依存症」は、子供たちにも連鎖することを忘れてはならない。だから、今、別居親で、子供たちに会えない状況が続いている方も、「子供たちを救い出す」という1点は忘れてはいけない。だからと言って、犯罪行為に手を染める訳にもいかないので、自身の悲哀を乗り越えて、時が満ちるのを待つしかない。子供たちがいつ自分のもとに来ても、安心して迎え入れることができるように、今から準備を進めていきたい。

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