miwasan0216’s blog

愛する子供たちのために、理不尽さと闘う父。誰もが幸福な世の中になるために。

【第174回国会】衆議院予算委員会 第11号 平成22年2月15日

共同親権」を取り上げた国会会議録を読んでみました。

 

登場人物:下村博文 衆議院議員自民党

     千葉景子 法務大臣

 

○下村委員 冒頭、千葉法務大臣から御紹介があったように、離婚後の子供たちが、親権を持っていない別れた親と会えない。これは特別な事情ではなくて、毎年約三分の一が離婚している、そのうち七割近くが子供がいる。ですから、トータルでいえば我が国において百万人とも言われますが、夫婦は別れたらただの他人ですけれども、親子は別れても血のつながりは永遠にあるわけですね。どうしても子供に会いたい、あるいは、子供も別れた親に会いたい。諸外国では八〇年代から、共同親権を認める、あるいは面会交流を法的にしているということの中で、残念ながら親子のきずなが失われてしまった、それを何らかの形で親子のきずなを復活あるいは強固にするために、少なくともまず面会交流、これはきちっとさせるべきではないか、こういうことで千葉法務大臣とも一緒に勉強会をさせていただいているわけです。
 ですから、千葉法務大臣も、少なくとも親子のきずなは大切にしたいと思っておられるからこそ、その勉強会に出られていると思うんですね。しかし、先ほど申し上げましたように、この夫婦別姓というのは子供に好ましくない影響を与える、これが六六・二%もある、これについてどう思いますか。

⇒親の離婚に直面する子どもは毎年100万人もいる。

 

○千葉国務大臣 ありがとうございます。
 親子の関係は、どのような形になろうとも、これは切れるものではありませんし、そして、親子のきずなが十分に深く結ばれるということは私も願うところでございます。
 この選択的夫婦別姓ということによって、私は、親子のきずなが切れる、あるいはそこにひびが入るということではないと思います。親子のきずなというのは、そういうことではなくして、やはり心をきちっとお互いに通わせているかどうか、こういうことにかかわるわけでございまして、必ずしも氏ということと親子のきずなというのが直結をするというふうには私は受けとめてはおりませんが、ただ、親子のきずなが大事だということについては、多分、下村先生と共通であろうというふうに私も思っております。