miwasan0216’s blog

愛する子供たちのために、理不尽さと闘う父。誰もが幸福な世の中になるために。

自己愛性パーソナリティ障害とは?

 私自身、今置かれている境遇になって、初めて「パーソナリティ障害」というものを知った。もともとは、「人格障害」と呼ばれていたが、名称が良くないとの理由で、「人格」という言葉を英語にしただけだ。また、「障害」という言葉がつくか否かは、専門家の話によると、「社会生活が平穏に営めているかどうか」が境目のようだ。要するに、社会生活に何らかの支障をきたしている状況であれば、「障害」と見なされるとのことだ。これは、アメリカで作成された、DMS-5(精神障害の診断・統計マニュアル第5版)という世界的な診断基準に明記されている。

www.igaku-shoin.co.jp

 

 さて、自己愛性パーソナリティ障害の詳細については、ナル(naru)さんが執筆されたブログがわかりやすいので、ご覧いただきたい。

kinimininaru.com

 

 自己愛性パーソナリティ障害は、ここ10年で2倍に増加し、16人に1人があてはまると言われている。その原因は後天的なもので、幼少時代、親から認めてもらうことがなかったり、過保護だったりしたことで、自分をうまく作り上げることができなかったことにあるようだ。主な特徴として、①暴力や暴言、②嫌がらせ、③責任転嫁、④マウンティング、⑤嫉妬深い、⑥ウソをつくなどがあげられる。

 

 周囲をよく見渡すと、心当たりのある人物が頭に浮かぶかもしれない。特に、子の連れ去り問題を経験したり、配偶者からの一方的な金銭要求、調停、裁判などを経験した方は、夫や妻に対して「自己愛性パーソナリティ障害ではないか」と疑念を抱くであろう。私の個人的見解では、それは間違っていないと思っている。しかし、相手に対して断定した言い方をすると、問題を余計にこじらせる場合があるので、注意したい。

 

 自己愛性パーソナリティ障害は、心療内科においても、医者が診断することは滅多にないようだ。また、本人が生きづらさを自覚しない限り、手の施しようがないのが現実だ。だから、多くの臨床心理士らは、「近づかないことだ」と主張している。だからと言って、家族や親族にいれば、そう簡単に縁を切ることはできないだろう。その場合は、心理ビジネスコンサルタントの箭内宏紀氏によると、「心理学を学ぶこと」で、相手の特性を理解し、対処するしかないとのことだという。

youtu.be

 

 ともあれ、私も配偶者が「自己愛性パーソナリティ障害」であると感じている一人であるが、本当に面倒くさい。人生の中で初めて会った人種みたいである。もはや配偶者に期待することは何もない。それよりも、その配偶者のもとに、子供たちがいることは、本当に心配でたまらない。いつか、子供たちが無事に戻ってきてくれること、毎日元気いっぱいに生活できていることを願う毎日である。