miwasan0216’s blog

愛する子供たちのために、理不尽さと闘う父。誰もが幸福な世の中になるために。

「忍耐」の「忍」は、心に刃と書く

 私たちにとって、「忍耐」という言葉は、24時間ずっと付きまとっている言葉である。いつになったら、今の苦悩から抜け出せるのか、いつになったら、子供と会えるのか、そればかり考えて、絶望のどん底に突き落とされた思いで日々生活している。

 

 そして、「忍」という字は、漢字では「心に刃」と書き、想像を絶する苦悩を忍ぶ(しのぶ)ことを意味するという。私たちは、子の連れ去りや留置など、思いもかけない出来事に直面し、想像を絶する苦悩の中にいる。毎日、配偶者に対する怒り、憎しみ、悔しさ、悲しさが沸き起こり、葛藤し、もがき苦しむ毎日である。私のように、メンタル不調に陥り、夜も眠れない方もいるかもしれない。これだけ、人権侵害とも言える理不尽な出来事に直面すれば、体調を崩すのも当然のことである。

 

 しかし、嘆いてばかりいても、自暴自棄になるだけである。自死や殺人といった事件を生むだけである。だから、苦しいかもしれないが、私は「嘆きの心」にとらわれてはいけないと思っている。こういう時に、先人の言葉を学びたい。

 

ベートーベン
「苦悩を突き抜けて歓喜にいたれ」

※ベートーベンは、20代後半で難聴に悩まされ、40歳の時にはほぼ耳が聞こえない状況であった。これは、音楽家としては致命傷と言っても過言ではない。その苦悩の中にあって努力、困難の克服をし、そこから歓喜を勝ち得るのだという意味がある。

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トルストイ
「逆境が人格を作る」

トルストイうつ病であったと言われています。しかし、数々の作品を残しています。

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 一見すると、人は他者の良い側面ばかり見えて、羨ましく思うのが常である。しかし、真に偉大な人物は、大きな苦悩を抱えながら挑戦を繰り返している。今の苦悩を突き抜けて、子供たちからは「立派なパパ・ママだ」と言われるよう頑張りたい。