miwasan0216’s blog

愛する子供たちのために、理不尽さと闘う父。誰もが幸福な世の中になるために。

離婚しても、親子関係が続くことが当たり前の世の中にしたいね!

親子

「離婚しても、親子関係が続くことが当たり前の世の中にしたいね!」

 

 私たち別居親にとっては、耳にタコができるくらい每日聞いている言葉でもあるが、これは、私が2年間通い続けた心療内科のカウセリングの先生から言われた言葉である。先生は私と同じくらいの世代の女性で、当然のことながら、私は先生のプライベートなことは一切知らない。しかし、話してて、結婚されているような、お子さんがいるような、感じはしていた。先日の連休は、お祭りに行ったようだ。

 この2年間、調停や裁判で、家庭裁判所に通い続けた。高等裁判所にも1回だけ行った。

 高等裁判所は、社会科見学のつもりで、興味本位に、あちこち見入ってしまった。建物からしても荘厳で、テレビで見る法廷そのもの(傍聴人はいないが)。合議制だから、裁判官も3人いた。女性裁判長は、優秀で感じの良い印象は受けた。拍子抜けしたのは、右陪席の法服を着た男性裁判官が、ワイシャツの第2ボタンまで開いていて、腕まくりまでして、見た目が「だらしないオジサンだなー」との印象を受けたが、実際、話してみたら、なかなか話が通じる裁判官だった。共同親権や共同養育という「最先端の知識はわからないんです」と謙虚に本音を話してくれたが、これから是非、勉強してもらいたい。

 一方で、家庭裁判所は、正直、裁判官も調停委員も「最低」だった。これまでの人生の中で、パワハラ上司にイジメられたこともあったが、結論ありきで、面倒くさがりで、話を聞こうとしない人間に出会ったのは、初めてだった。家庭裁判所に行く前は、「裁判所は中立で公平な場所だから、話せばわかってくれる」と期待していたが、実態は真逆で、まさに「絶望の裁判所」そのものであった。家庭裁判所に行く日が近づいて来ると、緊張感が高まり、心身共に体調が悪くなる。目の下の隈もひどくなる。当日は吐き気がする。胃痙攣になったこともある。こんなにストレスを受けたことはなかった。職場や家族にはだいぶ心配もかけた。

 このような、蟻地獄にハマって抜け出せない私の苦しみをいろいろ聞いて、励ましてくれたのが、臨床心理士の先生だった。カウセリングが始まったのは、2021年7月19日で、偶然にも、2023年7月19日の今日、カウセリングを卒業することができた。丸2年かかった。長かったが、カウセリングで話を聞いていただいたから、適応障害も悪化せずに、寛解することができたと感謝している。臨床心理士の先生も、「一時期はどうなるかと心配したけど、本当に良かった」、「夫婦関係を解消しても、親子関係が続くことは当たり前だよね!よく頑張った!」、「最悪の状況にあっても、子どもたちは立派に成長しているね」と声をかけてくれた。

 今、自分の「第3の人生」(<第1>独身⇒<第2>家族⇒<第3>親子)をどうしていくか模索しているところ。「離婚」という選択をマイナスではなく、プラスにする生き方をしていきたい。2つは決まった。

  1.  自分のこれからの生き方で、共同親権・共同養育の必要性を訴えていく。
  2.  親子断絶を根絶するために、別居親と子どもたちを支援したい。

 これから、新たな挑戦を始める。