miwasan0216’s blog

愛する子供たちのために、理不尽さと闘う父。誰もが幸福な世の中になるために。

巌窟王「待て、しかして希望せよ!」

 子供を連れ去られた、または、配偶者や子供らが義実家から帰って来ない。子供と会うことすらできない。配偶者から一方的に離婚調停や離婚裁判を起こされた。行政機関は助けてくれない。

 

 こうした理不尽な状況下に置かれると、誰もが、絶望感でいっぱいになり、諦めの気持ちが強くなる方が多いと思います。いまこのブログを書いている私も、皆さんと同じ境遇で、何度も心が折れそうになりました。毎朝、起床から出勤するまでの間、苦悩との戦いです。

 

 そんな時に、私は、自分の座右の銘にしているアレクサンドル・デュマが執筆したモンテ・クリスト伯」(日本名:巌窟王の最終場面の一節を思い出します。

 

第7巻117章 

モンテ・クリスト伯爵(エドモン・ダンテス)
この世には、幸福もあり不幸もあり、ただ在るものは、一つの状態と他の状態との比較にすぎないということなのです。きわめて大きな不幸を経験したもののみ、きわめて大きな幸福を感じることができるのです。(中略)人間の叡智はすべて次の言葉に尽きることをお忘れにならずに。待て、しかして希望せよ!

 

 いま私が置かれている状況は、人生最大の不幸であり、試練です。しかし、最大の不幸を感じた者のみが、最大の幸福を手に入れることができると、モンテ・クリスト伯爵は言っている。だから、「待て、しかして希望せよ!」なんだ。つまり、今が最大の不幸であっても、将来は最大の幸福が待っているということだ。どんな困難が降りかかろうとも、希望をもって辛抱強く粘りぬけということだ。

 

 私はこの言葉に随分と救われた。この状況下に置かれたら、誰もが、己の人生を悲観し、絶望し、「死」まで意識するだろう。私もそうでした。しかし、ちょっと立ち止まってみてください。雨の日がずっと続かないのと同じで、今置かれている不幸な状況が、いつまでも続くわけがありません。必ず、今まで以上に幸福な日が来ることは間違いありません。だから、今の現状から、少しでも希望を見いだして、世の中を、日本社会を変えていきましょう。

 

共同親権の早期実現を願いつつ。

 

誰もが幸福な世の中になるために。