miwasan0216’s blog

愛する子供たちのために、理不尽さと闘う父。誰もが幸福な世の中になるために。

「実子誘拐」で「もしドラ」作者が2度も自殺未遂

 子の連れ去りは、年間数万件起きていると言われており、著名人にも当事者が少なくない。最近では、元五輪メダリストの福原愛氏は長男を連れ去り、元AKB48の篠田麻里子氏は長女を連れ去られ、タレントのあびる優氏は親権獲得しても夫が引き渡しに応じない状況だ。今でこそ、「子の連れ去り問題」が著名人でも増え、社会問題として話題になってきている。

 

 この問題は、今に始まった問題ではない。2009年に「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」で大ヒットした、小説家の岩崎夏海氏も、今から25年前に、元妻による長男(当時、1歳半)の連れ去り被害に遭い、離婚した。当初、子供とは月1回の面会交流を続けていたが、長男は、元妻から洗脳され、岩崎氏のことを「パパ」ではなく「お兄ちゃん」と呼んでいた。長男が6歳の時、元妻による無言の圧力が原因で、岩崎氏に対して敵意をむき出しにする態度をとり始めた。元妻に相談したところ、今後の面会交流を拒絶され、以来、18年間全く長男とは会っていない。これは、「片親疎外症候群」と呼ばれるものだ。元妻に原因があるのは、言うまでもない。

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 このような経過の中で、岩崎氏は2度も自殺未遂をする。子の連れ去り被害者の中には、自殺する方も多いと聞く。私もその気持ちは、痛いほどわかる。毎日、子供と会い、一緒に食事し、一緒に寝ていたのに、突然会えなくなるのは、自分自身が生きている心地がしない状況になる。やがて、心を病み、連れ去り親に対する憎しみと共に、希死念慮も出てくる。

 

 今、日本は親権制度において大きな分岐点を迎えている。しかし、何度も言うが、本当に子供の最善の利益を考えているのは、一体誰なのだろうか?

 

①裁判官なのか?裁判官は、前例主義にとらわれ、新しい発想はない。当事者の苦しみに寄り添う姿勢は全くない。それどころか、当事者の苦しみを理解しない。自身の出世のみ考えている。

 

家庭裁判所なのか?調停委員は、他人事である。事件の処理数しか考えていない。調査官も同じだ。

 

③弁護士か?私の弁護士はどのような逆境であっても、必死になって弁護してくれる。しかし、相手の弁護士はどうか?勝てると慢心しているのか、私や弁護士をバカにする発言しかしない。カネのためなら手段を選ばぬ悪徳弁護士である。

 

④その他、NPOや学者などいるが、各自の利権で動いているようにしか見えない。

 

 やはり、一番子供の最善の利益を考えているのは、別居親である。家庭裁判所は、別居親の意見を真摯に聞いて、前例を見直す努力をすべきである。すでに自殺者も多数出ている。言葉がきつくなるが、家庭裁判所や同居親、その弁護士が殺したことと同義である。

 

 家庭裁判所や弁護士は、それだけ、人の今後の人生を左右する職業であり、自分たちの振る舞いや言動1つで、相手を死に追い込む危険性があるとの責任を自覚すべきである。もし、それが自覚できないのなら、司法の世界から、身を引きべきだ。私たちとしても、自覚ができない裁判官、調査官、調停委員、弁護士の存在は、断じて認めないし、徹底的に追放していくつもりだ。覚悟していてもらいたい。