miwasan0216’s blog

愛する子供たちのために、理不尽さと闘う父。誰もが幸福な世の中になるために。

子どもは未来の宝である!

 久しぶりの投稿になります。皆さん、体調はいかがでしょうか?コロナウィルスにしても、インフルエンザにしても、様々な感染症が増加する時期なので、体調管理にはくれぐれもごご留意ください。

 

 さて、統一教会の問題が世間を賑わせています。献金問題にはじまり、自己破産、家庭崩壊などに加えて、養子縁組問題も浮上してきて、驚くことばかりです。養子縁組問題の概要は以下の通りです。

 

youtu.be

<元2世信者の小川さゆり(仮名)氏の見解>

・国会ヒアリングで元2世信者の小川さゆりさん(仮名)は自らのきょうだいが次々と旧統一教会のもとで養子縁組に出されていたと告白しました。小川さんは「信者である親の事情で子どもの人権が無視されている」と問題提起しました。

 

・私は戸籍上6人ですね。実質6人兄弟でして、ただ育ってきたのはずっと4人兄弟で育っていきましたね。兄弟が6人から4人へ幼いながら養子へ出されていく兄弟の記憶は鮮明です。

 

なんだかちょっと異様なような感じを受けますよね。普通ではないですね。もう
すごく腹が立っていて、子供の事情とか気持ちっていうのがそこに一切なくって3
人まで普通に産んでいて、それ以降はじゃあ養子に出しますとか、そういうことって、すごくなんかもう子供の人権が無視されている問題だなと思います。

 

newsdig.tbs.co.jp

<ジャーナリストの鈴木エイト氏の見解>

『神の子』という概念があり、既に親子関係が崩壊している、信者は多くの『神の子』を産むために避妊をしないケースもあります。合同結婚式で祝福を受けた祝福カップルから生まれた子どもは『神の子』ということで非常に特別な地位にあるわけなんです。何らかの事情で子宝に恵まれないところに斡旋、融通する、捧げるという話もありましたね。まるで『神に捧げる生けにえ』のような形で神の子を大きな宗教団体の中の一つの家庭という概念で回しているという見方もできるんですよね。

 

養子を3人以上、差し出し、捧げた夫婦や7人以上子女を産んだ家庭が表彰されるなど教団側が推奨しているのが背景にあるんですよね。

 

・読んでいきますと『養子を求めている方がいます。私が所属している教会にはお子さんに恵まれていない家庭が多くいます。皆さんの周りで養子のことで前向きに考えてくださる方がいましたら個人メールをいただけませんでしょうか?』『子どもの生まれない祝福家庭のために養子縁組を積極的にすすめられました。自分の子どもをあげるというのは簡単にできることではありません。しかしここは家庭ではないか、家族ではないか、家族なら困っている人に手を差し伸べるのは当たり前、多くの人が喜んでそうしたのです』という文面を見ていると養子縁組の推奨が行われていたのではないかなと感じられますね。

 

 どうやら旧統一教会の養子縁組問題は、日本国内のみならず、海外においても見られた事例のようだ。日本においては無許可で養子縁組をおこなった場合、刑事罰の対象にもなる。早急な解決を願っている。

 

 さて本題に入るが、私がここで取り上げたいことは、「子どもの人権」である。日本国内においては、片親が一方的に、子の連れ去りや留置を引き起こす事例が多くあり、国内のみならず、外交問題にまで発展し、国連人権委員会欧州連合などから、日本の姿勢を厳しく糾弾されている。これら片親の一方的な行動は、子どもたちの育ってきた環境を大きく変えることになり、その後の発育にも影響を与えることにつながる。そして、片親と断絶させることにより、子どもたちのアイデンティティを傷つけていることにもなり、自己肯定感の低下や自殺にも発展している。

 

 旧統一教会の問題をきっかけに、「子どもの人権が無視されている」ことが報道番組でクローズアップされているが、これをきっかけに日本政府は、旧統一教会の問題を含めて、日本国内で問題になっている「子どもの人権を無視した」子の連れ去りおよび留置、児童相談所家庭裁判所の課題にも着手すべきである。そもそも、日本は、1994年に国連の「子どもの権利条約」に批准したものの、28年経過した今日においても、国内法の整備が進まず、国連勧告を4回(2022年で4回目)も受けている。

 

 子どもは未来の宝である。子どもの笑顔は最高である。これから社会を担い立つ人材である。子どもの人権を無視することは、日本社会の将来を破綻させる結果となる。子どもを”モノ”、”カネをとる手段”とするのではなく、一人の人間として尊重し、大切にする世の中になってもらいたい。